ピエールの備忘録

備忘録及び自己満足日記

【準備編】バースデーエベレスティング

 

 

誕生日の2週間ほど前、ふと誕生日にエベレスティングをしようかなと思い立った。

 

そこからエベレスティングに向けての準備をメモとして記載しておく。今後、行う人の参考になればと思う。

 

※エベレスティングはタイムを競うものではありませんので、周囲に配慮して安全に楽しむことが一番です。エベレスティングに成功した人全員が称賛に値するチャレンジです。

 

 

最初に行ったことは達成者の状況や準備を知ること。既に行っている人の情報は貴重で、知ると知らないのでは難易度が大きく変わる。そのため、エベレスティングをクリアした人の話やブログで準備物や想定されることをひたすらひたすら探した。

 

それを踏まえてコース選定から食事や準備を行った。

 

①コース選定

 

なによりも安全に走ることが大事なので、以下の条件に合う上りを探した。

 

ブラインドコーナーが少なく見通しが良い

 ⇒安全性を高めるため、なるべくコーナーが少ない場所を選んだ。

 

・片側1車線(両側2車線)以上

 ⇒1車線しかない道路だと対向車とすれ違う時に危険なため、最低片側1車線以上の必要があった。

 

・平均勾配8%以上

 ⇒1回のライド距離を減らすため、急勾配区間を選んだ。仮に平均勾配5%だと約350kmのライドになるので。

 

・1回の登坂で獲得標高100m以上300m未満

 ⇒これは自分の脚質にもよるが、10分未満は比例的にパワーが増加するのでなるべく短い区間をリピートしたかった。20分以上の上りであれば、20分でも40分でも大きな差はないと考えてた。

 

 

 

以上を踏まえて、1.6km 平均9%程度の上りとした。

 

 

 

②食事

前日から当日までの食事を予想して補給食を準備した。

 

・前日は炭水化物と塩を多めに摂取してカーボローディング

 ⇒カーボローディングは3日前と昔は言われていたが、今は前日にこまめに摂取する方がいいという話を聞いたことがあるため、前日のみにした。

 

・当日の朝は500kcal程度に抑え、他は走行中に摂取する

 ⇒胃が満腹状態だと消化にエネルギーを使ってしまうため、“そこそこ”状態でスタートした。

 

・前半は固形物、後半はゼリー系

 ⇒後半は水分も多く摂取し、疲労でお腹が空かなくなるため、ゼリーでカロリーを補給しようという作戦。

 

・パンを中心としていたが、プロテインやタンパク質のバーも持参

 ⇒栄養素が偏ると空腹感が出るため、炭水化物、タンパク質、脂質を摂取できるように考えた。

 

・BCAAを用意し、1.5時間ごとを目安に飲むようにしていた。

 ⇒エナジードリンクよりもBCAAの方が実感できる効果が大きい気がするため、BCAAのドリンクを2L用意した。

 

 

 

③機材準備


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 基本的にスプロケ交換以外はいつも通りの機材で挑戦した。そのため、ボトルなし、サドルバック込みで重量は8.9kgほど。ヒルクライムをするには重量級の自転車だと思うが、レースではないので、そこまで気にすることなく、いつも通りで走る。

 

スプロケ変更

⇒32Tを装着

 

・工具準備

 ⇒トラブルでも直せるように一通りの工具と予備ホイールは持参していた。

 

 

 

④ペース配分

 過去の自分のパワーデータや他人のデータから登坂時間を推測すると8分30秒程度と予想。1本あたり10分を下回っていたので、なるべくSSTで走る事にした。また、前半ゆっくり走っても後半キツイと思っていたので、なるべく前半頑張る事にした。この5分以上10分未満のペースはcarsonとよく似ていたため、どのくらい継続できるかも若干把握していたため、ペース配分も調整しやすかった。

 

・ペース配分はSST程度

 ⇒登坂が5分以上10分未満のためこれくらいなら半分過ぎまでいけるかなと

 

 

 

⑤ウェア

 天候が大きく変わっても対応出来る様にウィンドブレーカーやレッグウォーマーなどを用意した。また、途中で着替えてリフレッシュしたかったため、ジャージやソックスも2着用意した。

 

 

 

こんな感じでstravaデータとにらめっこしながらコース選定から準備まで行った。

 

 

 

続きは挑戦編にて。